忘れないうちに
モロッコバンライフの基本情報をメモしておこうと思います。
サラマレコン! Bettyだよ。
スペインからフェリーでモロッコに渡りビザを延長して6ヵ月滞在したモロッコ。
モロッコの超・基本情報は以下の通り。
- 言語 モロッコ語 (アラビア語・ベルベル語) フランス語
- 通貨 MDH モロッカンディラハム (ユーロも使える 1€=10MDH)
- イスラム国
- 日本人はビザなし3ヵ月滞在可能
- 水道水は飲めない
- 車は右側通行 (ヨーロッパと同じ)
ちなみに英語はあまり通じません。(大都会除く)
フランス語が第2言語で使われています。
この記事ではバンライフ目線での
モロッコの運転ルール・道路・交通・キャンピングルールなど。
そしてモロッコには車の滞在可能期限があるので
その注意点・危険情報なども記しておきます。
モロッコ 車での入出国情報
ヨーロッパ・スペインから入国の場合、わたしたち人間の入国審査はフェリーの中で。
車の入国審査はフェリーを降りてからになります。
モロッコへ車での入国時
車の必要書類は以下
- 車の車検証
- 国際運転免許証
- 車の保険証
- パスポートも提示
フェリーを降りると順番に車の入国審査に入ります。
上記必要書類を用意。
審査官が車の中もくまなくチェックします。
アルコールなど
持ち込み規制などがあるモノもあるので
事前のチェックはお忘れなく。
【注意点】モロッコでは、車にもビザがある?!
無事、車の入国審査を終え
書類を返される時一緒に、小さな白い紙を渡されます。
(QRコードの様なものが付いている、手のひらサイズ。)
↑この小さな紙は、車のビザの様なもの。
とても大事な紙なので、モロッコを出るまで車検証と一緒に
大切に保管してください。
入国後、(車の)入国審査も終わり、最後のゲートを抜ける時も
この紙の提示を求められるので、それまでは手元に置いておくと◎です。
ちなみに車は1年のうち約半年間、モロッコに滞在可能。
それ以降は入国時から1年経たないと、再度入国出来ません。
↑の小さな紙(以下、車のビザ)に
『いつまでの滞在が可能か』
の、期限が書いてあります。
ちなみにわたしたちは
車にビザがあるとは知らず…。
ビザ(人間の)を3カ月延長してビザが切れる2日前にモロッコを出国。
上記、車のビザに滞在可能期限が書いてあるとは知らなかった為
1日期限を超えているコトも知らずに出国したら
罰金を取られました。
1日毎に€100です!
そして
『1年のうち約半年しか、車はモロッコに滞在できない』
コトもこの時知らなかったので
1週間ほどセウタで過ごした後、再入国。
わたしたちは問題なく入国出来たけど
結局Bettyのビザが期限を過ぎていたため、モロッコには再入国出来ず…でした。
悲しかったー!
というコトで、車の滞在可能期限。
特に誰も教えてくれないので
要注意です!
モロッコ 道路・交通情報
続いてモロッコの道路・交通情報。
高速道路事情
モロッコの高速道路は有料道路。
道はキレイで走りやすいです。
料金は車のサイズにより別れており
少し高い印象が。
日本と同じようなシステムで、ゲートを通る際チケットを受け取り
出る時に料金を払います。
区間によっては係員が居たり、先に料金を払う所も。
ココで注意点!
モロッコではグーグルマップのナビゲーション機能が使えません!
理由は分かりませんが、国で禁止されている模様。
なのでナビゲーションは『Waze』というアプリを使用していました。
警察が居る所・工事中の場所・法定速度よりスピード出し過ぎの時などお知らせしてくれるのでオススメです。
(国によって‘’警察が居る所をお知らせする機能が違法だったりする‘’という噂を聞いたので、不安な方はそれぞれの国でどういうルールなのか調べることをオススメします。)
ガソリン事情
ガソリンはヨーロッパと比べると大分安めです。
ディーゼルで1リッター10MDH弱。
なので、ヨーロッパから車で来る時はモロッコでガソリンを入れる方がお得ですね。
基本的にどこでもガソリンスタンドは見つかるので大丈夫です。
小さな街でもガソリンを給油出来る所はあります。
道路事情
先ほども述べた通り高速道路は道もキレイで走りやすい。
国道は比較的走りやすい道ですが、小さな道はけっこう道路の状態は良くないです。
穴が開いていたりしていてボコボコ。
馬やロバを今現在でも車代わりに使用していて
普通に道路を走っているので、出くわした際は注意が必要です。
低速で迂回。
あと、一般道路ではその辺に放し飼いしてあるヤギや羊にも頻繁に遭遇するのでご注意を。
かと言って特に危険なコトはなく
注意しながら走行すれば問題ありません。
走っていると突然現れる
モロッコ名物⁈の『ヤギの生る木』も必見です!
(写真下にあり)
モロッコ・キャンピング情報
次はキャンピング事情について。
キャンプ場・夜を過ごす場所などは
ヨーロッパキャンパー御用達のアプリ『パーク4ナイト』でいつも場所を探しています。
ユーザーが写真と共に口コミを記入して成り立っているアプリなので、その他リアルなキャンピング情報が豊富なのでオススメ!
モロッコのキャンプ場事情
キャンプ場は安く、50MDH程からあります。
キャンプ場にもよりますが、だいたいの所は
シャワー・電氣代も込み。
たまにシャワー・電氣代別料金の所もあります。
ほとんどのキャンプ場でホットシャワー完備ですが正直あまり、シャワーのクオリティは良くないです…。
プレッシャーが弱かったり、お湯があまり暖かくなかったり…。
最新の、ヨーロッパスタイルのキャンプ場では
シャワーOK率高めでした。
キャンプ場によりけりですね!
ワイルドキャンピング
モロッコでのワイルドキャンピングは基本的に合法です。
しかし、数年前にヨーロッパからの女性2人組旅行者がテント泊をしている際に
モロッコ人から殺害されるという事件が起こって以来、ワイルドキャンピングをする際は警察への事前届け出が必要になりました。
ただ、旅の途中たくさんのキャンパーに逢いましたが
けっこう届け出を出さずにワイルドキャンピングしている模様。
ダンプステーションも所々あります。
(汚水を捨てれる所・グレイウォーター・ブラックウォーターとコチラでは呼びます。)
場所はパーク4ナイトでチェックですね!
わたしたちはモロッコではワイルドキャンピングしておりません。
金額も安く、安心して眠れるので常にキャンプ場に泊まっていました。
モロッコは安全? 危険情報・注意点など
先ほども触れましたが、この殺人事件以降
警察の、外国人旅行者への保護体制が強化されています。
以降、観光客もかなり減った模様。
モロッコでの観光収入は大切な収入源なので
『危険だという雰囲氣を早く払しょくして、モロッコ観光へまた来て欲しい。』
という想いから警察の、観光客への保護体制も強まっているんだよ。
と、現地の方から聞きました。
道を走っていても、現地の車は警察からよく止められチェックされていましたが
わたし達の様な外国人は止められずに通過出来ていました。
警察はみなさん優しかった!
モロッコで危険な目には合いませんでしたが
地元の方がみなさん口を揃えて
キレイな洋服を着ている人以外は
あまり信用してはいけない!
と言っていたので、注意が必要です。
特にあちらからなれなれしく話しかけて来る人には、注意が必要。
- 目を合わさない
- スキを見せない
- 徹底的に無視する
上記を氣にかけていると、だいたいそういう人から逃れられます。
相手にしないコトですね!
あるキャンプ場ではミリタリー警察が
一晩中見張りをしている所もありました。
守られている安心感はありましたが、『そんなに危険⁈』と
かなり不安になりました…。
モロッコに入ってすぐだったので。
でもしかし!
基本的にモロッコの方はみなさんイイ人です♡
田舎へ行けば行くほど、みなさんフレンドリーで親切な印象でした。
もちろん都会にも、イイ人はたくさんいます。
大都市でのワイルドキャンピングは
モロッコに限らず、オススメしません。
それだけ人が多いというコトは
それだけ悪い人が居る確率も多いというコト。
リスクは避け、自分の身は自分で守りましょう!
キャンプ場に泊まれば、確実に安全です。
街中での駐車も、盗難に合う可能性もあるので
都会ほど、警備員がいる駐車場に止めるコトをオススメします。
警備員にちょっと多めにチップを払うと
特に注意して車を見てくれます。
バンライフ モロッコ・基本情報 まとめ
ビザを延長して6ヵ月滞在したモロッコ。
モロッコ、個人的には大スキな国です!
ヨーロッパからのキャンパーも多く
特に北の方ではたくさんのキャンパーを見かけます。
みなさん寒いヨーロッパの冬から逃れてモロッコへ来ている様子。
よって、キャンプ場・ダンプステーションも比較的充実しています。
モロッコはイスラム国で
イスラム国ならではの注意点などもありますのでご注意を。
ではでは
最後まで読んでいただきありがとうございます♡
シュクラン!
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