赤ちゃんねこを里親に出すのがこんなにツライとは思わなかった件

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先日、ねこパイに産まれた赤ちゃんズを里親に出すことになりました。

6月1日にBettyで産まれて早3ヶ月、四六時中一緒にいて成長を見守ってきた赤ちゃんズ。

 

みんな離れ離れになって、新しい家族の元へ旅立ちの時がやって来ました…。

 

想像もしていなかった、里親に出すことがこんなにもツライとは…。

里親に出す側の人は、こんなツラい想いをして里親に出している…とは思えない。

 

自分でもびっくり『大人になってからこんなに泣く?!』という程ぎゃん泣きし…

泣きすぎて頭がカチ割れそうなほどの頭痛になり…

かなりのお久しぶりにヘルペスも出来て、何もしてないのに疲れ果て…

いろんな感情がぐるぐるもはや感情迷子…。

 

今まで生きてきた中で、もう耐えられないレベル・人生最大級のツラさに見舞われました。

 

こんなしんどい想いをするなんて、きっと今すごい体験をしているに違いない

と想っていたら…

ホントに奇跡のような体験をしてしまったので、ここ数日の事を記録に残しておこうと思います。

 

とても痛くて、耐えられないほど悲しくて、苦しい数日間。

そしてきっと何かを得たこの数日間。

 

ここ数日の経験は、きっと一生忘れられない日々になるはず。

 

里親を探すことになった経緯

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Bettyで産まれて育った赤ちゃんズ

赤ちゃんズが産まれてから、そもそも里親に出すことなんて何も考えておりませんでした。

最近引っ越した今のお家は、オーナーさんに『ねこ6匹は多過ぎるからダメ』

と言われているようで、しかもそんなにたくさんねこズがいたら現実的にお金もかかるしお世話も大変だし…。

みんなキープするのはムリだろうとなんとなく話していたくらいで、いつかは里親に出さなきゃいけないんだなぁ~くらいの感じ。

 

今までねこ6匹と暮らす生活は考えてもなかったしあり得ない世界だったけど、なぜか不思議とみんなと離れる氣はしていなかったので、のほほんと赤ちゃんズのかわいさに癒されながら暮らしておりました。

 

ねこパイがやって来てからねこ好きになってしまう

猫アレルギーなので猫がもともとあまり好きじゃなく、もはや天敵…。

なのにねこパイと暮らし始めたら猫アレルギーも治っていて、氣付けばねこのとりこに。

 

ねこパイがお家に来てから、かわいさのあまりずっと撮りまくっていた動画。

その後ねこパイはまさかの妊娠していて…。

 

Bettyでまた暮らし始めたその日に、ねこパイは破水してそのままBettyで出産。

ドキドキハラハラした6月1日の夜。

この貴重な体験に立ち会った瞬間も全部カメラに収め、元氣にみんな産まれて来てからもかわいすぎて・記録に残していたくて撮り続けた動画。

目の前の赤ちゃんズに夢中になっていると、ついつい撮り忘れてしまうのですけれども。

 

赤ちゃんズの成長はとても早く、撮り忘れたその数日で、赤ちゃんズは明らかに大きくなってる。

 

毎日が貴重な1日。

赤ちゃんズと過ごす、尊過ぎる今この瞬間。

 

ほのぼのしてて、しあわせな今この瞬間を、全力で楽しんで生きることを、赤ちゃんズから改めて教えてもらった期間でもありました。

 

あっという間過ぎる赤ちゃんズの成長

そして赤ちゃんズはあっという間に成長し、3ヶ月も経ったら大きい子はねこパイと変わらないサイズに。

そろそろ新しいファミリーを探さなきゃね、もはや遅すぎるぜ

と、彼が言うので『もうそんな時期か』と思ったくらいで、いまいち現実味なし。

 

里親募集を開始するとなってからも

 

他にもたくさん募集されてるし、どうせ誰も連絡してこないだろう

と思ってたのに、すぐにたくさんのメッセージが届き…。

 

一氣に赤ちゃんズを里親に出すのが現実味を帯びてきたのがホリデー前の週末なのでした。

 

ねこの赤ちゃんズ・里親の条件は?

赤ちゃんズはねこパイにとってはもちろん、わたし(達)にとってもとても大切な存在で大切な家族。

大切な家族を、どこの誰だか分からない人には譲れん!

ということで…

 

絶対に譲れない・里親さんの条件

赤ちゃんズの新しい家族になる人には…

  • 100%の愛情を注いで、一生大切にしてくれる人
  • 交流をずっと続けてくれる人
  • 自由に外に行ける環境だとすばらしい
  • お迎え日は1週間後

コチラは必須条件で『ちゃんと募集の所に書いてね!』と言ったにも関わらず、何も書いてなかったミーティーパイ(←彼の愛称)。

もちろん里親募集のサイトはすべてデンマーク語なので、彼が何を書いているのかも分からず…。

 

必須条件を書いてない状態でどんどん来るメッセージ…。

特に人も選ばず、とりあえず来たメッセージに返信するミーティーパイ。

 

必須条件早急に書いてくれと言い続けたけど、結局最後まで書いてくれませんでした。←ケータイで文章書いたりメールするのがめちゃくちゃ苦手で大嫌いな人

 

こちとら『マジぶざけんな!』ですけども。

ねこズのことをどう想っているのか…。

 

彼に任せられないので、次メッセージが来たら里親希望の人の連絡先をこっちに送ってもらって、英語でやり取りすることに。

 

最初に新しい家族が決まったのはココパイ。

sweet kitten 赤ちゃん猫

Coco ココ

募集をかけてからすぐに連絡がきたのが、4番目に産まれたココパイ。

ひとりだけグレーベースのしましまに、白と茶色の毛並みの女の子。

ココパイは人氣みたいで、たくさんの問い合わせがあったみたいです。

 

最初に連絡をくれた方と話が進み、ココパイを数日後お迎えに来ることに。

ちなみにココパイの里親さんとやり取りしていたのはミーティーパイ。

 

直接会話してないのでどんな人なのか分からないけど

スィートな人だから絶対大丈夫!

というので話を聞いてみると…

 

ココをお迎えに来るのをすごく楽しみにしていて

ココの為にたくさんねこグッズをもう用意してくれていて

ごはんはどのメーカーの何を食べているのかなど、いろいろたくさんココパイについて質問してくれていたようです。

 

交流をずっとしていけるか聞いてもらったら、もちろん!と。

安心出来そうな方だったので、連絡先を教えてもらってその後のやり取りは自分で直接する事に。

 

一瞬でココパイが、新しい家族の元へ行ってしまうことになったのです。

 

ココパイの里親さん。

どうしても!明日にでも連れて帰りたかったけど、お迎え日を理由と共に伝えたら待ってくれるとのこと。

ココパイの事をすごく楽しみにしてくれているスィートな里親さん。

 

みんな早く赤ちゃんを連れて帰りたい

あっという間に問い合わせがたくさん。

その中のほとんどが、今日にでも家に連れて帰りたい人ばかり。

 

やり取りもそんなにしてないのに、どうして渡せますでしょうか。

 

里親さん必須条件でもあるお迎えの日は、やっと取れた彼のホリデーが終わる次の週末以降。

ミーティーパイとねこズと、やっとみんなで一緒に過ごせる最後の大切な1週間。

 

でも必須条件お迎え日は書いてないので、そりゃみなさんそんな事知りません。

連絡のやり取りはこんな感じ。

 

すぐにでも連れて帰りたかった

連れて帰りたかったのは最後に産まれたマヒナ・やり取りはミーティーパイ。

baby cat 赤ちゃん猫

Mahina マヒナ

 

つい最近おばあちゃんの愛猫がなくなって、早く子猫をおばあちゃんの元へ連れて行ってあげたいんだ。

明日!明日じゃないと無理です。

 

と言った感じだったので、お迎え日を伝えてノーと言えとミーティーパイに伝える。

それはマヒナじゃなくても誰でもいい。

ないないない。

 

そんな想いを知ってか知らずか…

ミーティーパイはいっぱいやり取りしなきゃいけないので、イヤ過ぎてイライラしている。

 

申し訳ないがそーいう問題じゃない。

この後からすべての連絡先を渡してもらって、自分でやり取りするようにする。

 

明日じゃないとダメなんです

明日じゃないとダメだったのは2番目に産まれた男の子のキュイ。

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Piv ピュ(キュイ)

 

キュイの小さい頃の写真を送ってどんな子なのか伝えると、彼はかわいいね!とキュイの事を氣に入ってくれてる模様。

他にも子猫を飼っていて、一緒に遊べる友達もいるらしい。

 

そして必須条件であるお迎え日を伝えると…

今週末からホリデーだから、明日お迎えに行きたいんだ。

とのことなので

お迎え日がなぜ1週間後以降なのか理由を説明すると…

1週間後はお家に居ないから、明日ムリだったらノーサンキューです。

だそうで、ノーサンキューでサンキューです♡と、心から想う。

 

彼もまた、キュイじゃなくてもいい。

詳しく話してないから分からないけど、家にずっとひとり(ふたり?)ぼっちの可能性も無きにしも非ず。

 

ご縁がない方とは、スーッとスムーズに話が流れる。

 

よき。

 

なぜそんなに待てないのか??

ねこを飼いたいと思ったらすぐにでも欲しくなる氣持ちはイヤ程分かりますが、たった1週間!

なぜ待ってくれないのか多不思議。

理由を説明しても待ってくれないし…まぁお迎え日を書いてないのが悪いけど!

 

わたし達と、ねこパイと、赤ちゃんズと、一生のうち、みんなで一緒に過ごせる最後の1週間なのに…。

 

たった1週間位待ってくれたってイイやんけ

と思うけど、あちらからしたら

『そんなこっちゃ知るか!』といった感じなのでしょう。

そりゃそーだ。

 

それでもこちとら大切な赤ちゃんズをそう簡単には渡せませんゆえ…。

 

【苦渋の選択】赤ちゃんズにたくさんの問い合わせ

ミーティーパイはいっぱい問い合わせが来てると言うけど、チャットがイヤ過ぎて返事返してないっぽい。

そんなしてるうち楽しみにしていたホリデーの始まり。

 

募集はみんなの写真を載せてたけど、みんなと離れ離れになるのは寂しすぎるし、1人なら残せるんじゃないかという事で誰を残すのか話し合いに…。

正直、みんな同じようにかわいくて、誰かひとり選ぶなんて…ホントムリ!

 

このままみんなで暮らせたらベストだけど、選ばなくちゃいけない。

みんなと一緒には居られないのが現実…。

 

ミーティーパイは3番目に産まれた男の子・バムセとココパイがお氣に入り。

でもココパイはもうすでに里親さんが決まったようなものなので…

バムセをキープすることに…。

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Bamse バムセ

 

ひとりだけを選んでしまった罪悪感と、他の子達に対する申し訳なさ…。

考えてしまうと病んでまうのでまだ先の事は考えず、今みんなと一緒に居れる時間を楽しむように意識する。

 

里親募集を週の中頃アナウンスして、みんなが離れ離れになるのが早急に決まってしまったホリデー直前の平日。

 

そして離れ離れになってしまうのが現実となった日に、ねこパイ(ママねこ)の元氣がめちゃくちゃなくなってしまったのです…。

 

つづく

 

 

 

 

 

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We are full-time Van Lifer
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