2020年12月21日・冬至を迎えます。
今年は冬至の直後(12月22日)に天体ではグレートコンジャンクションが起こり
約200年ほど続いた【地の時代】から【風の時代】へと変わる
時代の大きな転換期と言われています。
ちなみに【風の時代】には二極化が進むと言われていて
今まで目に観えるモノが重視されていた物質社会から
目に観えないモノ・精神性などが重視される時代へと移り変わっていくようです。
この貴重な時代の移り変わりに、この地球へ産まれて来た奇跡!
これからの風の時代、楽しみですね!
やっほー!
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
Bettyだよ!
イギリス、ユネスコ世界文化遺産のストーンヘンジ。
ストーンヘンジは毎年、夏至・冬至・春分・秋分の日にセレモニーが行われており、この特別な日のみ無料でストーンヘンジが開放され、世界各国からたくさんの人が集まります。
そして普段はロープが張ってあり近づけない、巨石(ストーンサークル)の近くまで行くことが出来ます。
たまたま去年の冬至にストーンヘンジ近くにいたので、『こんなチャンスはめったにない』と想い冬至のセレモニーに参加してきました!
今回の記事ではその様子をレポートしたいと思います。
それと同時に、とても興味深いストーンヘンジとケルト民族・ドルイド教徒の情報を見つけたので、そちらも書いています。
生贄の儀式とは??
今も多くの謎に包まれる、ストーンヘンジとは?
ロンドンから西に役200㎞のソールズベリー付近に位置するサークル状に並んだ巨石の遺跡。
紀元前2000~2500年ほど前、新石器時代に建てられたと言われています。
遺跡の目的については、太陽崇拝の祭祀場、古代の天文台、ケルト民族のドルイド教徒の礼拝堂など、さまざまな説が唱えられているが、未だ結論は出ていない。
この遺跡とその周辺は、30㎞ほど離れたエーヴベリーの遺跡群とあわせストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群として1986年にユネスコの世界遺産に加えられた。
wikipediaより
とのことで、いつ、誰が、何のために、そしてどうやって建てたのか、未だに謎に包まれているようです。
エジプトではギザのピラミッドが建てられていた頃。
そして日本では縄文時代の頃にこのストーンヘンジも造られていたとのことで、その時代から今もココに存在しているストーンヘンジに想いを馳せると、感慨深いものがあります。
何が特別?!お祝い?儀式?冬至のストーンヘンジ
紀元前の頃から神聖な場所として崇められていたストーンヘンジ。
太陽崇拝の祭祀場・天文台だったとも考えられており…
夏至の日はストーンサークルから少し離れたヒールストーンの延長線上から太陽が登り、ストーンヘンジ中心部へ日が昇るように設計されています。
そして『1年で、最も短い日の日の出を祝う』冬至の儀式。
四季の節目に、太陽をお祝いする儀式がストーンヘンジで毎年行われています。
冒頭でも触れましたが、普段のストーンヘンジは周りにロープが張ってあり、巨石(ストーンサークル)には近づけないようになっています。
それが冬至・夏至・春分・秋分の日のセレモニーの時に限り、無料で開放され巨石に触れることも出来るというスペシャルな日なのです。
冬至のストーンヘンジ行き方・入場料金・注意事項など
ストーンヘンジ・ビジターセンターには大きな駐車場があるので、その駐車場に車を停めて歩いてストーンヘンジまで向かいます。
入口からストーンサークルまでは約1,5km程距離があり、無料のシャトルバスも出ています。
普段は入場料がかかり駐車場は無料なのですが、冬至・夏至・春分・秋分の日はストーンヘンジが無料で開放され、普段は無料の駐車場代が必要になりす。
季節の節目の日は通常営業と異なるようなので、その注意事項なども記しておきます。
冬至の日・ストーンヘンジまでの行き方
グーグルマップなどのナビゲーションアプリを使えば簡単に辿り着けると思います。
場所はコチラ。
ビジターセンターがあるのでそこに車を停めて、ゲートもコチラにあります。
冬至のストーンヘンジ・料金について
冬至・夏至などセレモニーが行われる時は、普段£20程の入場料が無料で開放されます。
ということで、入場料はかかりませんが普段は無料の駐車場が有料になります。
うろ覚えですが、£5程だったような氣がします。
ストーンヘンジ・冬至の営業時間・今年は?
冬至の日は日が昇る前、早朝からお昼頃まで。
夏至は夜から翌日のお昼頃まで開放されます。
詳細時間は下記イングリッシュヘリテージのサイトから要確認。
そして残念ながら今年の冬至のセレモニーは、コロナの為中止です。
中止なのですが、ストーンヘンジの公式サイトにて冬至当日ライブストリーミングが早朝から配信され、朝日が昇る様子も生放送で配信されるようです。
誰もいないストーンヘンジの夜明けも神秘的な感じがしますね。
2020年の冬至は12月21日。
以下公式サイトからライブストリーミングの視聴が可能です。
当日は、イングリッシュヘリテージのYouTubとTwitterからライブ配信される模様。
リンクもコチラのページに載っています。
ちなみにサイトの右上から日本語に切り替え出来ます。
ストーンヘンジ冬至のレポートとバンライフ情報
冬至の日にストーンヘンジで何が行われているのか?!
参加した当日の様子や普段と異なることなど、バンライフ×ストーンヘンジ冬至の情報を。
前乗りして泊まった場所
朝が早いので、前日にはストーンヘンジに到着後、駐車場にそのまま車を停めて車中泊出来ないかと思い係員に尋ねたところ…
明日の朝、時間になるまでは駐車場には入れないよ!
また明日ね!
とのことだったので、近場で車中泊出来る所を探すことに。
そこでいつも愛用しているキャンパー御用達のアプリ【パーク4ナイト】で車中泊スポットを探していたのですが…。
前日よりストーンヘンジ周辺の小さな道はすべて封鎖されており、ストーンヘンジが見える近場の車中泊スポットには滞在できないコトが判明しました。
という事で、ストーンヘンジのセレモニーに参加する際には少し離れた所に車中泊するコトになるので、余裕を持ったスケジュールで行動するコトをおすすめします。
当日の朝の様子
当日早朝(うろ覚えですが5時頃?)に駐車場のゲートがオープンするとのコトで、人もたくさん来るだろうと予測して、オープン前には着けるように出発。
ストーンヘンジの駐車場付近には同じ考えの人がたくさんいて、到着した頃にはもうたくさんの車が一般道にはみ出してずらりと並んでいました。
ちゃんと入れるかな?
大丈夫かな?
と、心配でしたが駐車場も広くスペースはまだまだ余裕があったので、オープン後に到着したとしても駐車するスペースは確保できると思うので、大丈夫です。
駐車場がオープンしてから、ストーンヘンジのゲートがオープンするまでは1時間ほどまだ時間があったので車で待機。
周りのみんなが動き出したころ、わたし達ものんびりストーンヘンジへ向かうことに。
まだ辺りは真っ暗なので、ヘッドライトなどがあると安心です。
ちなみにゲートからストーンサークルまではけっこう歩きます。
冬至のストーンヘンジで何が行われているのか?
セレモニーが行われるという事は知っていたのですが…。
ストーンサークルの中心で、ドルイド教徒による『1年で1番短い日の日の出を祝う』セレモニーが行なわれていました。
ですが、…人が多過ぎてまったく見えず!
楽器の演奏は聞こえるのですが、中でどんなコトが行われているのかもよく分かりませんでした。
(↑写真サークルの中心部で赤い衣装を着ている方周辺でセレモニーが行なわれていたっぽい)
見たかったなぁ~
なのでもしちゃんと見たい方は、ゲートが開いて1番乗りで乗り込む勢いで挑んだ方がイイかもしれません。
セレモニーが見えないので諦めて、とりあえず巨石に触れてみたり、一周してみたりしながら時間をつぶし…。
神聖な雰囲氣が漂う中、日の出の瞬間をそこにいる全員が待ちわびている空氣感はなんだかドキドキする感じでした。
ストーンサークルの外にもたくさんの人がいて、楽器を持参してみなさん楽しんでおる。
ドルイド教の衣装を着た方・ヒッピー・ジャックスパロウぽい格好をしている人もいて、来ている人を見ているだけでも楽しい!
そこら中でセージやお香の香りが漂い、わたし的にはあまりピンと来なかったけど、‘’関わりのある人にはきっと神聖な儀式なのだろうな‘’といった雰囲氣が満天でした。
そして朝日が昇り、満足したら各自帰る感じです。
生贄?!悪魔崇拝?!ドルイドの儀式とは?ハロウィンとの関係
ストーンヘンジや冬至などに何が行われているのか調べていると、いろいろと興味深い情報が目に入ったので、シェアしたいと思います。
そもそもケルト民族とは?
ドルイドとは?
儀式とは何をしているのか?
ケルト民族とドルイドの歴史
ケルト民族は輪廻転生を信じていたらしく、自然崇拝だったそうです。
ケルト民族とドルイドの歴史について詳しく解説してある動画を見つけたので、まずはコチラをどうぞ。
かなり興味深い内容です。
世界ミステリーchより
神々の祭祀として生贄を捧げるのもドルイドの役目。
豊穣の儀式というものもありドルイドは樹木と深い関わりがあるようです。
生贄の儀式は本当に行われていたのですね。
悪魔崇拝?ドルイドとハロウィンの関係
そして次に、ケルト民族・ドルイドを調べているとハロウィンとの関係がたくさん出てきました。
これらの情報では【ハロウィンは悪魔崇拝のイベント】だそうで、ハロウィンの起源となったのがドルイドの生贄儀式だそうです。
という事で次にハロウィンとドルイドの生贄儀式について語られている動画をどうぞ。
コチラもめちゃくちゃ興味深い!
4:39辺りからケルト民族とドルイド・そしてストーンヘンジの話が出てきます。
SWAMIANAD GITAMより
だからなのか、個人的に今までまったくハロウィンに興味がなかったのもなんだか納得。
コレを見てしまったら、今後ハロウィンに参加?するのは遠慮したくなります…。
ストーンヘンジの地中からは4000人以上の人骨が考古学者により発見されているようで、生贄の儀式はストーンヘンジでも行なわれていたのですね…。
ドルイドのウィッカーマンとバーニングマン
ウィッカーマンの写真・Wikipediaより
ウィッカーマンとはヤナギで作られた巨大な人型の、編み細工で出来た檻。
それの中に生贄として捧げる生きた人間と動物を閉じ込め燃やすというものです。
事実なのか、オカルトや都市伝説的なモノかは分かりませんが、もしこの話が本当ならばかなり残酷な生贄の儀式…。
ハロウィンの『りんごゲーム』というのは知らなかったのですが…
このウィッカーマンの生贄の儀式がりんごゲームの起源だそうです。
…恐ろしい。
そして毎年アメリカネバダ州の砂漠で行われているバーニングマンのイベント。
バーニングマンは数万人が集まる大きなイベントで、コチラも巨大な人型を燃やすので有名です。
数年前皆既日食とバーニングマンが重なっていて、参加したいと思いチケットを取る直前・でも結局いろいろあって参加出来ずだったのですが…。
バーニングマンの起源はこのドルイドの生贄儀式・ウィッカーマンが起源だそうです。
バーニングマンとは?
バーニングマンは砂漠の何もない場所で1週間行われるイベント。
そのイベント中には【ブラックロックシティ】という街が参加者により作られ、完全オフグリッド・お金の使用禁止というルールもあり、参加者は砂漠の中で1週間共同キャンプ生活を送ります。
・協力・助け合い・GIVEの精神・自然環境への配慮などが尊重され、アート・音楽・パフォーマンス・ヨガや瞑想・○○教室など学びの場…などなどなどなど、参加者がみんなで創り上げるイベントだそうです。
そしてイベント最終日に先述した巨大な人型を燃やす。
バーニングマン・死ぬまでに1度は参加したいイベントですね~!
バンライフで冬至のストーンヘンジ・まとめ
という事で、ストーンヘンジの冬至の様子とその興味深いお話でした。
冬至・夏至など季節の変わり目にストーンヘンジでセレモニーが行なわれているのは知っていたのですが、それ以上の事は知らなかったので調べてみてとても面白かった!
当日はなんだか
’’何が何のために行われていたのか‘’
よく分からないまま参加していたので、前もって知っていたらまた違った感覚が味わえたかもしれません。
もし今後また参加できる機会があったら、今度はサークルの中で行われるセレモニーが見れる場所を確保したいところです。
この日の様子は動画にもしたのでそちらもぜひどうぞ!
では、最後までお読みいただきありがとうございます。
またねー!
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