やっほー!
今回欧州圏INはデンマークのコペンハーゲン空港でした。
しかし!
もっとも思い悩んだ事。
『片道チケットで果たして入国出来るのか?!』なのですが
片道チケット買ったものの、チケットを購入した旅行会社の方から出発直前確認メールにて
『デンマークは帰路のチケットが必要ですが大丈夫でしょうか?』
と言われて出国前に不安に…。←もっと早く言ってくれ!笑
以前オーストラリアからバリ島の片道チケットで搭乗拒否を喰らったので、旅行会社の方の言葉に不安になりかなりの時間を費やしいろいろと調べました。
でもデンマーク、コペンハーゲン空港での情報がなかなかない~
ので、デンマーク人の彼がデンマークの入国管理局に問い合わせてくれました!
結果、無事に入国出来たので、その時の経緯をまとめておきたいと想います。
片道チケットでの入国について、情報をお探しの方へ何かお役に立てれば幸いです。
ちなみにですが、出国時の方が片道チケットに対していろいろ言われました。
バックパッカーの悩みのタネ。片道チケットでの入国について
ヨーロッパに限らず、バックパッカーにとって片道チケットで入国出来るかはすごく重要!
いつも海外に行くとき、いつどこに帰るか分からないので可能な限り片道チケットで飛び立ちたい派です。
国によってルールは様々なので片道チケットで問題ない国もありますが、今回北欧・ヨーロッパはデンマーク。
デンマークはシェンゲン圏なのでシェンゲンルールが適用されます。
とは言ってもシェンゲン圏でも国によって入国時のルールも様々なので今回はデンマーク・コペンハーゲン空港に絞って書いていきたいと想いますが、その他の場所でも使えそうな情報もあります。
デンマーク短期滞在入国時の条件や必要なものは?
いろいろと調べた結果、・・・
- 【ビザ】 日本人は観光など短期の滞在で「あらゆる180日のうち、90日以内の滞在」であればビザは不要。
- 【パスポート】 シェンゲン協定国出国予定日から3か月以上の有効残存期間が必要。
- 【航空券】 出国用航空券が必要。
- 【その他】 海外旅行保険・滞在費証明書の持参が好ましい。
との情報が見つかりました。
デンマーク大使館のホームページは正直あまり情報が得られず、特に探していた片道チケットでの入国問題については公式での情報は見つけられないまま…。
でもあるサイトでは必要と書いてあるし、チケットを買った旅行会社の方も言ってたし…。
本当に必要なの? 実際どうなわけ~?!と想い悩み…。
すごく時間使って情報を探したけど、結局よく分からずデンマーク人の彼に聞いてみたところ入国管理局に問い合わせしてくれました!
デンマークの入国管理局に問い合わせ
彼が現地デンマークの入国管理局に直接電話で問い合わせてくれました!
その様子がコチラ。
日本人の彼女がデンマークに来るのですが、入国時出国の往復チケットがないと入国出来ないのでしょうか?そういう情報を得たらしいのですが…。
そのような事は聞いたことないですねぇ~。
なので片道チケットでも問題ないとは思いますが、もし不安でしたら招待状を書くという手もありますよ!
との回答が得られました。
えーーー!聞いたことないんですかーー?!
だったら出国のチケットが必要という情報はなんなわけー???
招待状ってなんですのんーー?!
と、大混乱でございます。
復路便の捨てチケット?
いろいろと調べている中、結構よく見かけた案として復路便の捨てチケットを買うという情報がありました。
復路便の捨てチケットとは、片道チケットでは入国出来るか怪しい国の場合、ちゃんと出国のチケットありますよ!と証明する為に捨てる覚悟で買う航空券の事です。
だいたい航空券は往復で買ったほうが安かったりするので、テキトーな復路の日付で往復チケットを購入して無事入国後、復路便は使わずに捨てる。
や、
入国する国からもっとも格安で出国出来る経路を探し、テキトーな出国日を選択→購入→無事入国後捨てる
が、もっともよく目にした案です。
でももったいないので、捨てチケット案は却下となりました。
今までかなりの数の航空券を探して購入してきたのですが、いろんなサイトを見てたくさん探したけど、スカイスキャナーがほぼ毎回1番安くてしかも探しやすいので今はスカイスキャナー一択!
かなりオススメです。
ちなみにキャンセル可能な復路便を購入して入国後キャンセルするという手もありますが、100%キャンセル料なしで購入できるチケットはほぼないので、こちらの案も却下。
絶対に復路便のチケットが必要で、出国の予定が立たない場合には↑の案が1番確実で心配する必要もないのでありですね!
片道チケットに備えての対策
デンマークの入国管理局の方は問題ないと言っていたけど、日本での情報では必要と言い切っている情報が多いし…やっぱりまだ不安…。
という結論に至ったので、問題を避けるべくいくつかの対策を取りました。
通帳の残高ページをコピーしておく
コレは何かあった時に『ないより絶対いいだろう』との判断によりいちおう準備。
『ちゃんと帰りのチケット代も滞在費も持ってますよ』アピールですね!笑
とは言っても正式な証明書ではなく、ただ通帳の残高ページをコピーしただけです。
結局見せることもなかったのですが持っていると言うだけで安心感抜群!
正式な証明書が欲しい方は英文での残高証明書が銀行で取得できます。
招待状を書いてもらう
招待状とは【INVITATION FORM】
デンマークへの短期滞在入国、日本人は180日のうち90日以内はビザなしでの滞在が可能なので、ビザは必要ないわけですが、今回は片道チケット。
そしてわたしはまだ不安…。
この招待状、ビザが必要となる人向けのもので日本人の場合ビザは必要ないので全くこの招待状必要ないのですが
わたしの不安を察して念のため書いてくれることに。
入力フォームから内容まで全てデンマーク語なのでわたしには内容不明…。
滞在理由や滞在場所、誰からの招待状なのかなど書いてあります。
この招待状も入国審査の時見せることはなかったのですが、出国の際に大活躍してくれました!
あと決め手は
『デンマークの入国管理局に直接問い合わせたところ、そういう話は聞いたことないし問題ないですと言われました!』
ですね。
デンマークに知り合いがいない場合招待状を書いてもらうのは厳しいかもしれませんが、片道チケットの場合あったら役に立つツールです。
何か言われた時のため、言い訳を考える
友人から、ハワイへ片道チケット入国での恐ろしい話を聞いていたので…。
(入国審査で裏に連れていかれ、根掘り葉掘り聞かれ、持ち物からなにから全てチェックされ、結局入国拒否)
↑友人の友人の話なのですが、問い詰められた際、パニックになり支離滅裂なコトを言ってしまったことがネックとなり入国拒否に至った様です。
念のため何か言われた時のための言い訳を考える事に…。笑
コレはいろんなパターンを考えて事実に沿ってストーリーを作り上げるのがポイントです!笑
【パターン例】
なぜ片道チケットしかないのですか?入国出来ませんが…。
デンマークもヨーロッパも大スキですし、もちろん90日以内に出国しますがいつどこからシェンゲン圏を抜けるかまだ分からないので片道しか持っていません。
陸路でシェンゲン圏を抜ける可能性が高いので片道チケットしか持ってません。
帰りのチケットを買う費用や滞在費も十分に持っています!(通帳のコピーを見せる)
(必要ないけど)デンマーク人からの招待状もあります!(招待状を見せる)
わたしが考えた言い訳はこんな感じです。笑
いかにデンマークを愛しているか、ビザのルールを破る氣はさらさらない事、そんなことはバカげていますよねアピール。
お金も十分ありますよアピール。
デンマーク滞在の正当な理由アピール。
(わたしの場合はデンマーク人の彼が待っていて一緒に過ごしますアピール。)
がポイントですかね
事実に沿っていろんなパターンを考えておくことをオススメします!
もはや出国の時の方が危うかった件
出国時よりも入国時の方をより心配していたのですが、もはや入国時はすんなり、出国時の時にチェックインカウンターでいろいろ問い詰められたのでその時の状況を。
ちなみに冒頭でも書いたオーストラリアからバリ島へのフライトもチェックインの時に問い詰められました。
航空会社の事情
いろいろ調べた結果、もし搭乗者が入国拒否に遭い入国出来なかった場合、使用した航空会社が責任をもって入国拒否された人を帰国させなければならないルールがあるらしいのです。
なので入国拒否の可能性がある人に対して搭乗拒否か、もしくは『私は入国出来なかった際自分で責任を負い(自己負担で帰国)、一切の迷惑を御社にはかけないコトを約束します』的な書類、同意書?にサインを要求されます。
そりゃそうですよね!
わたしもその書類にサインしました。
チェックインカウンターでのやり取り
チェックインカウンターにて。
長い間ドキドキしながらチェックインカウンターまでやっとたどり着いた後、さっそく質問来ました!
ココでのポイントは堂々としている事!不安をチラつかせないように堂々としていましょうー!
デンマークは片道チケットだと入国拒否の可能性もありますがご存知でしょうか…。
はい、デンマークの入国管理局に問い合わせたところ片道チケットでの入国は問題ないと言われたのですが…!
滞在費や帰りのチケット代も問題なく、現地の人からの招待状もあります!
(オールデンマーク語の招待状を渡す)
・・・。(招待状を見つめながらしらばく沈黙)
少々お待ちください。(奥に行って他のスタッフに相談している様子)
(さらに上の人?に電話で確認している模様…)
ドキドキ…。(無事乗れますように)
お待たせ致しました。招待状があると言うコトなので…。
もし入国拒否された場合当社では一切の責任を負いかねますので、ご自身の負担で帰国する必要がありますがそれでもよろしいでしょうか?
はい!問題ありません!
ではこちらにサインをお願い致します。(同意書へのサイン)
・・・といった感じでした。
その後は何の問題もなく無事搭乗手続きも終わりました。
わたしの場合、デンマークの入国管理局に直接問い合わせたんだぞアピール、そしてオールデンマーク語の招待状が大活躍してくれました。
そもそも日本人は招待状なんて必要ないんですけれども、デンマーク語で全て書いてある招待状はチェックインカウンターのスタッフの方も日本人で、中国系の航空会社だったのできっとなんて書いてあるのか分からなかったんじゃないかと予想します。
もちろん「招待状なんてホントは必要ない」など言っていません。
むしろ必要かのように堂々と渡しました。笑←ウソはついてない
航空会社的には、入国拒否された場合その人物を自社の負担で帰国させるなんて理不尽極まりないので、そこを避けるためにこのやり取りが発生するのだと想います。
招待状を書いてもらうのはデンマークに知り合いがいないと難しいと想うので、上記のやり取りをいかにくぐり抜けるかがポイントですね!
その為の言い訳(←と言いたい笑)を考えれば、この問題はクリア出来そうです!
やましい事は何もないはずなので正当な理由と、なによりも堂々としておくことが1番です!!
コペンハーゲン空港、入国時はどうだった?
さて、もっとも恐れていたデンマーク入国時。
片道チケット入国での調査中、恐ろしい話もいっぱい読んだので不安が拭いきれなかったのですが…。
全く何も恐れる必要もありませんでしたー! よかった!
中国系の航空会社だったので周りはほとんど中国の方。
様子を見ているとだいたいの人はスムーズに進んでましたが、たまに長い間いろいろ聞かれている人もいたのでドキドキ・・・。
入国出来るかどうかは入国審査をする人次第!と言うくらいその時の担当の人に左右されるワケですが…。
入国審査に並ぶ際、意識したコト。 ~心得~
- 服装は一般的な旅行客を装って。
第一印象大事です! あまりにも「ザ・バックパッカー」な服装だと、受ける必要がない質問を受けるハメになる可能性大!!←体験談 - 全ての入国審査員の表情や動きを見て、良い人そうな人のところに並ぶ。
全ては入国審査をする人次第! - 不安は絶対にチラつかせない。少しでもチラつかせてしまったら負け!
そこからどんどん問い詰められる可能性あり。 - 第一声は現地の言葉で元氣に『こんにちは!』
デンマーク語では『Halojsa! ハロイサ!』がオススメ!
↑昔の言い方で一般的に今はあまり使われてない言葉ですが、デンマーク人ならみんな理解出来るし、ほっこりしてニッコリしてくれる魔法の言葉だそうです☆ - 笑顔で常に感じよく。笑顔のパワーは無限大∞!
といった感じでしょうか!
この心得は万国共通な氣がします☆
入国審査員とのやり取り
中国の方達に紛れ、ドキドキしながらいざ入国審査!
上記の心得を意識して平常心を装いながら・・・でしたが、
なーんの問題もなく、
何も聞かれる事もなく、
何も提示する必要もなく、
アレっ?? と拍子抜けするレベルですんなり事は進み無事入国出来ました!
ちなみに荷物受け取り後のチェックでも何も聞かれず問題なくすんなり通れました!
わたしの前にいた中国人は荷物全部開けられて隅々までチェック、最終的にいろいろ没収されてましたが…。
デンマークへ片道チケットで行く
片道チケットでの入国! 北欧はデンマーク・コペンハーゲン空港編でした。
調べているとコペンハーゲン空港は問題なくイケたという体験談もありましたが、100%の保証はない事はご理解下さい⚠
今回の記事はあくまでもわたしの主観と体験談です。
入国時より出国時の方が片道チケットについて突っ込まれる可能性大なので、もし片道チケットで挑む方は突っ込まれた時の言い訳を真剣に考える事をオススメします!
(言い訳ではないけどただ、言い訳と言いたいだけです。笑)
そして『デンマークの入国管理局に問い合わせた所、聞いたことないし問題ないと言われた。』は、紛れもない事実なので、ぜひ自慢氣に使ってください!
きっと効果絶大です!
コペンハーゲン空港での入国は、わたしが体験したところ入国審査官にもよりますが問題なさそうに想います。
すごく感じたのが、よく言われている『日本のパスポートは最強‼』説。
これはコペンハーゲン空港に限らずいろんな場所で想う事ですが、日本人というだけで信頼されてる感は否めません。
素晴らしいコトですね。
しかも海外では日本という看板を背負っているようなものと想っているので、日本人として恥じない行動を常に心掛けたいものです。
ではではみなさま、万全な対策でステキな旅を♡
何かあったら『デンマークの入国管理局に直接問い合わせたところ・・・』を、自慢氣にどうぞ!!
無事に入国出来る事を祈っています!
Good Luck ☆
ハイハーイ!
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