先日唐突に羊毛フェルトのニードルが欲しくなって、デンマークのクラフトショップに行ってゲットしてきました。
とりあえず羊毛フェルト、デンマークではバカお高い。
買うとなるとたくさん色も揃えなくちゃいけないので、家にある毛糸を使って初めての作品に挑戦してみることにしました。
ずっとやりたかったミニチュアのスタートとして、手を出した羊毛フェルト。
まずはねこパイのミニチュアから作りたい!
ということで、1/12スケールのミニチュアサイズで挑戦です。
目指すはこんな感じのリアル猫様!
「我が家の猫様」と題して羊毛フェルトで画像の様なハートの穴から顔を出す猫ちゃんを制作しています。
— 笑顔工房 「我が家の猫様」製作依頼受付中 (@egaokoubou) January 31, 2022
製作費10,000円!条件付きで1,000円割引あり、DMを頂ければ詳細お送りします。
これまで作った作品はメディアからご覧ください。#羊毛フェルト#我が家の猫様#猫の居る暮らし #思い出の猫ちゃん pic.twitter.com/ExbBESJg1x
もはや本物にしか見えない!
プロの作家さんはすごいです!!
ネットやYouTubeで羊毛フェルトのやり方をある程度学び、いざ挑戦です。
さて。
ニードルを初めて手にしたど素人が、果たしてリアル猫様を作れるのか?!
…結果、見事に大失敗でしたー!
最初からミニチュアサイズ・リアル猫様は、ハードルが高過ぎました…。
ということで今回の記事では、そんな失敗から学んだことをメモしておきたいと想います。
羊毛フェルトに必要な材料は最初に揃えるべし
とりあえず『ニードルさえあればなんとか出来るだろう』と想って購入したニードル。
まぁ出来ない事もないのですが。
わたしは正しい色の毛糸がなくて、途中でやる氣を完全喪失しました…。
日本では100均で材料が揃うみたいなので、資金もそんなにかからず必要な道具は揃うと想います。
やっている途中で必要な道具がないと、やる氣がなくなってしまうのでまず最初に必要最低限の道具を揃えることをおすすめします。
羊毛フェルトに最低限必要な道具
羊毛フェルト用ニードル
羊毛フェルトのニードルも何かで代用できないか調べてみたら、代用は出来ませんでした。
羊毛フェルトのニードルは針に細かいギザギザが付いていて、ギザギザが羊毛フェルトを絡めて形にしてくれます。
ということで、ニードルは絶対必要。
ニードルにも種類があり、ギザギザが大き目のもの・ギザギザが細かいものなどあります。
ギザギザが大きなニードルは大き目の塊を刺すときに活躍。
細かいギザギザは小さなものや細かい部分を刺すときに活躍してくれます。
ニードル用のハンドルはなくても問題なく出来たので、最初に揃えなくてもいいかもです。
そして数本のニードルが一緒になったもの。
これは広い範囲を刺すときに使うアイテム。
あれば便利ですが、とりあえず最初は無くても大丈夫でした。
スターターキットなるものがあるので、それを購入してしまえば何も考えなくていいのでベストです。
↟ これだけフルセットで揃っているスターターキットがあれば完ぺきです。
ちなみにデンマークではWishとかでしかこのようなスターターキットはなさそうなので、近々初Wishしてみたいと思います。
ニードルマットはスポンジで代用可能
刺していくときに必要なマット?。
このマットの上で作業します。
わたしは購入したニードルセットにマットも付いていたので、そのマットを最初に使っていました。
セットになっていたのが発泡スチロール製のもので、刺していたら作品に細かい発泡スチロールのかけらが…。
調べてみると、発泡スチロール製のマットはこうなるようなので使わない方が良いとのこと。
食器洗い用のスポンジで代用可能でした。
こちらも調べているとスポンジもあまり良くないとの情報がありましたが、やってみると問題なく使えたので代用可能だと想います。
特に小さな作品だと使い勝手も良いんじゃないかと思いました。
羊毛フェルトは毛糸玉で代用可能
こちらも調べてみると、毛糸玉でも代用可能でした。
ただ細かいブラシが必要で、最適なのが猫用のブラシとのことです。
毛糸を短く切って束ね、ブラシでふわふわになるまでほぐしていきます。
ウールやコットン100%の毛糸だと、ほぐした毛はふわふわになって刺すのもスムーズでした。
逆にアクリル毛糸などプラスチック製の毛糸だとふわふわにはほぐせるのですが、刺すときにプラスチックが氣になる感じでウールやコットンよりちょっと刺しにくいです。
でも出来ないことはないので、とりあえずお家にあるもので作りたい時はおすすめです。
とりあえず上記があれば、羊毛フェルトを始められました。
さっそく猫を羊毛フェルトで作ってみよう!
羊毛フェルト初めての作品モデルは、わが家のスイートねこパイです♡
1/12スケールのミニチュアサイズで作りたかったので、ねこパイのサイズを測ってみるとミニチュアサイズは全長3㎝くらい…。
めちゃくちゃ小さい!
羊毛フェルトで猫を作った手順
猫の作り方の研究後、まずは頭と胴体から作りました。
ほぐした毛糸を丸めて刺して頭に。
頭はまん丸になるように作りました。
胴体は細長の丸。
その後耳を別で2つ作り(何個も失敗した)、顔の肉付けを。
顔の肉付けパーツも先に別である程度形を整え、バランスを見ながら顔に刺してきます。
この時点では『お!猫ぽいやん?』と、ちょっと浮かれておりました。
模様を刺してみたらやる氣が失せた
次にねこの模様を刺していこうと、茶色の毛糸で模様を。
やっていて氣付いたのですが、ねこパイの色と全然違う!
もうこの時点でリアル猫はムリだと悟り、テンション下がってやる氣も失いました…。
まぁ、でもせっかくなので完成させるとします。
’’リアル猫を作るための毛並みの出し方’’ とかの作り方も頭に入れていたので、試してみたけどうまくいかず…。
そもそも小さ過ぎて作業がしにくい!
あきらめて手足を4本作り、足先もちゃんと白色で。
目・鼻・口を刺して、手足を付けて…
出来上がった作品がコチラです!
え??誰コレ??
なんともぶさいくな、ねこパイとはかけ離れたミニチュアサイズの猫が出来ました。
なんかマッチョやし…足の太さも違うし、なにもかも微妙です。笑
まぁ、初めての作品なんてこんなもん!ってことで。
飾って眺めていたらこのぶさ猫ちゃんもなんだ愛嬌があって、かかわいく見えてくるので不思議です。
失敗から学んだ羊毛フェルトのコツ
とりあえずやってみて、失敗しながら分かってきたコツやポイントをまとめておきたいと想います。
ベースとなるパーツはしっかりと硬く刺す!
どの作品も最初はベース作りから始まると思うのですが
『ベースはしっかり硬く刺す』ことはとても重要でした。
ベースがしっかりしていないと、パーツを足していくときにふにゃふにゃになってしまいます。
例えば猫の顔を肉付けしていくとき。
ベースを硬く刺してなかったので、氣付いた時には顔がぐちゃぐちゃによがんでました。
胴体も同じく…。
なのでベースは、しっかりと刺す!
最初の作品は簡単なものがベスト
当たり前かもしれませんが、最初の作品は簡単なものがベストです。
はじめからミニチュアサイズは無謀でした…。
ネットで検索すると初心者向けの簡単な作品の作り方がたくさん出てくるので、まずはそこから始めてみることをおすすめします。
わたしも次に作るときは、何か簡単なものを作って羊毛フェルトの練習をしたいと想います!
ミニチュアサイズのリアルねこズを目標に
まずは羊毛フェルトのスターターキットなるものをゲットして、それから本格的にいろいろ挑戦したいと想います。
それまではお家にあるもので、簡単なものを練習してスキルを磨く。
とりあえずの目標は、今回目指したリアルねこパイを作れるようになることを目指して!
精進してまいりたいとおもいます。
またなにか作ったら、こちらでシェアしていきたいと想います。
ではでは。
ハイハイー!
Comment