前回の続きでございます。
わたし達のお家はBettyだけ。
Bettyを空っぽにして、車中泊仕様にDIYする日々が始まりました。
週末と平日彼の仕事が終わった後がDIYタイムです。
彼のパパのお家に大きな作業場?があったので、そこでDIYさせてもらっていました。
船と車で暮らす日々
Bettyは空っぽなので、キッチンもトイレもシャワーもありません。
パパ所有のセーリングボートがあって毎年夏場は港に船を降ろしているようで、セーリングボートを使っても良いよと言っていただけたので、毎日作業が終わると船が泊まっている港へ通っていました。
Bettyを港の駐車場に停めて食材やキッチン道具を船へ運び、夜ごはんは船で作って食べる。
ごはんが終わったら片付けてまた道具をBettyに運び戻す。
セーリングボートに住むのもちょっと憧れていたので、これまたちょっと夢叶ったり!
ゆらゆら揺れる船の上で過ごす時間はとてもステキな時間でした。
パパありがとう♡
セーリングボートにはキッチン・テーブル・ソファ、トイレもベッドもあります。
キャンピングカーの海の上バージョン。
当たり前だけど、セーリング中に物が動いたり落ちたりしないように船内は造られています。
車中泊仕様の参考になる部分が多々ありました。
船を港に泊めている人は港のシャワーが使えるので、シャワーも港で浴びて、Bettyで眠る。
そんな日々を送っていました。
6月のデンマークは陽が長く、夜の11時ごろになってもまだうっすら明るい。
1日が長くてなんだか徳した氣分になります。
車内に住みながらのDIYは大変!
写真を整理していたらあったこの写真。
ヒドイ!笑 めっちゃぐちゃぐちゃです。
とりあえず床板を敷き詰め終わった状態で、車内は土足禁止にするので汚れないようにブルーシートを敷き、その上に荷物などを置いています。
たしか真ん中の箱はキッチン用品とか食材入れ。
この箱を持っていつも船とBettyを行き来していました。
収納場所も何もない状態。
よくこんな状態で過ごしていたなって感じです。
まぁでも今となっては良き想い出。
DIYの想像と現実
ありがたいことにパパの作業場にはDIYするツールがいろいろと揃っていて、木材を加工したりが出来ました。
Bettyをリフトアップして車の下を修理するような場所もあったのでとてもありがたかった。
デザインに沿って全てを木材で作るのですが、想像と実際にやってみるのは全然違う…。
寸法がなぜか合わなかったり、出来たアイテムを実際に設置してみるとなんか違ったりと、何回もやり直ししながら試行錯誤していました。
ある程度車内のベースが出来ると、作業中でもちょっとはゆっくり車内で寛げるようになりました。
ぐちゃぐちゃからの卒業!
写真で座っているソファーベッド?になる部分のソファ部分の下は収納になっているので、ぐっちゃぐちゃに置いてあった荷物たちはそちらの収納へとりあえず放り込む。
日々、少しづつ、着々と、Bettyが形になっていきます。
でも毎日やることはいっぱいで、ベースを作ったら必要なものを集める。
ソファのカバーやカーテンも必要なので、作る必要があります。
やることはいっぱいじゃー!
ちなみに↑のソファは使っていない誰かのキャンピングカーのソファを頂いたもの。
Bettyみたいなバンじゃなくてキャンピングカーの付属品だったのでサイズも違くてBettyに合わせてカットしたりしました。
そんな感じで船とBettyを行き来しながら過ごした日々。
初めて来たデンマークだったけど、DIYの道を選んでしまった為デンマークを楽しみ観光に行くわけでもなく、作業する毎日がつづきました。
次は車内のデザインについて詳しく書いてみようかと想います。
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